東海地域における北陸ゆかりの地「柴田勝家出生地と下社城址」(愛知県名古屋市名東区陸前町)

東海地域における北陸ゆかりの地
「柴田勝家出生地と下社城址」(愛知県名古屋市名東区陸前町)

(写真下:柴田勝家公誕生地の碑(愛知県名古屋市名東区陸前町)<*2024年7月10日午後訪問撮影>

柴田勝家出生地
勝家は享保3年(1530)この地で生まれたといわれる。幼名を権六といい、織田信長の重臣で、勇猛な武将であった。主君の命で近江長光寺城を守っていたとき、佐々木承禎に城を攻められ、籠城に備えた飲料用の「水がめ」を割り士気を鼓舞して大勝を得た「かめ割り柴田」の逸話は、人々によく知られているところである。ここ明徳寺は 正旽山と号し、真宗高田派の寺院である。 名古屋市教育委員会

(写真下:下社城址の碑 <*2024年7月10日午後訪問撮影>
(写真下:柴田勝家出生地の碑)手前の反対側に下社城址の碑がある。<*2024年7月10日午後訪問撮影>
(写真下:柴田勝家出生地の碑や下社城址の碑がある明徳寺。石段を登った左側に「柴田勝家出生地の碑」が建ち、右側には「下社城址の碑」が建つ。<2024年7月10日午後訪問撮影>

織田信長の重臣として目覚ましい活躍をし、織田家筆頭家老を務めた柴田勝家は、1575年(天正3年)9月の織田信長による越前一向一揆殲滅後には、越前国八郡49万石、北の庄(現・福井県福井市)を織田信長より与えられ、翌1576年(天正4年)からは北の庄城(現・福井県福井市)建設を開始し、城下町を建設し、また北陸方面軍司令官として、織田軍団の北陸制圧に活躍していくが、1582年6月の本能寺の変以降、羽柴秀吉との対立を深め、1583年(天正11年)3月の賤ケ岳の戦いで敗北し、1583年4月24日、妻のお市の方とともに、居城の北の庄城で自害。

柴田勝家については、その出自は不明で、出生年についても、1522年説、1530年説、更には1526年、1527年と諸説あり、不明。柴田氏については、足利氏の有力一門・斯波氏の4代当主・斯波高経(1305年~1367年)の流れをくみ、越後国新発田城主となり柴田徒名乗るようになったと言われるが、斯波氏の流れをくむ一族という話も確証無し。柴田勝家以前の柴田氏については判然とせず、尾張の当地に土着していたと思われる柴田勝義が父親ともいわれるが、このことも確証無し。尾張国愛知郡(現・愛知県名古屋市名東区)の下社城(しもやしろじょう)で生まれたと伝わるが、出生地についても他説もあり。

下社城(しもやしろじょう)については、築城年代は不明だが、柴田勝家は、この下社城で生まれたと言われ、若い頃から、織田信長の父・織田信秀の家臣として、尾張国愛知郡下社村を領有していたと言われるが、1575年(天正3年)、織田軍による越前一向一揆殲滅後、越前国を織田信長に与えられ越前国北の庄城主に任ぜられ、柴田勝家は一族をあげて北の庄(現・福井県福井市)に移転し、下社城は廃城となった。その後、廃城となった下社城址には、明徳2年(1391年)創建と伝わる明徳寺(みょうとくじ)が、寛文2年(1662年)に移転し、今に至っている。真宗高田派で住職は柴田氏。

(写真下:明徳寺山門と本堂 <*2024年7月10日午後訪問撮影>


(写真下:明徳寺の北側にあたる敷地の背面側 <*2024年7月10日午後訪問撮影>
(写真下:明徳寺山門前の「勝家坂」。坂の先が明徳寺 <*2024年7月10日午後訪問撮影>(

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